ウェルフェア・コンシェルジュとは
利用者様に「心の通う質の高いサービス提供」ができることを目的とし、介護技術に加え、接遇力と高いコミュニケーションスキルを備えた人材のことを指しています。
介護はチームケアが重要とされている為、スタッフ間は勿論、関係者を含む他職種連携や情報共有がしっかり行える介護スタッフになるには必要なスキルです。
ウェルフェア・コンシェルジュの役割
- あいさつ、言葉遣い、身だしなみをはじめとした基本的なマナーを身に付けている
- 状況に応じた対応ができ、利用者様に安心感を与える
- 利用者満足度の高い介護サービスを提供できる
求められるスキル
- 介護保険法や介護の理念を理解している
- 基本的な介護技術や知識を提供できる
- 介護サービスに必要な接遇を身に付けている
- 対人援助で必要なコミュニケーション技術について理解している
介護保険制度を理解することは利用者とって良いサービスを提供するためにも大切な事柄です。常日頃からアンテナを張って、定期的な制度改正などの理解に努めましょう。
また、生活を支える為に、基本的な知識として身体の仕組みや精神面、認知症も含めた疾病に関する知識なども必要となってきます。
試験について
「ウェルフェア・コンシェルジュ初級」は検定試験に合格することで取得できます。
試験日
5月、9月、1月の第4土曜日と翌日
試験実施方法
在宅受験
出題範囲
介護における顧客満足とは/求められるサービスの質/尊厳の保持と自立支援/接遇・コミュニケーションの基本技術/高齢者・障害者の理解
合格基準
85%以上の得点
結果の通知
試験結果は、試験後1カ月以内に文書にて通知がきます。
合格者には認定合格証が交付されます。
受講料
4400円
まとめ
介護現場では、利用者並びにその家族に対する接遇も重要視されています。接遇力やコミュニケーションスキルを身に付け、より質の高いサービスを提供できるウェルフェア・コンシェルジュの資格取得を考えてみてはいかがでしょうか?