「報連相」という言葉は皆さんも聞いたことがあると思います。
学生時代はそれほど重要視されなかったことも多かったと思いますが、社会に出るととても重要になってきます。
そこで今回は介護士としての視点になりますが、報連相の重要性とポイントについて書いていきます。
他の職種の方々の参考にもなると思うのでぜひ読んでいって下さい。
報連相とは
まず「報連相」とは何かというところから触れていきます。
報連相は報告・連絡・相談の3つの事を指しています。
報告
任された業務や担当した仕事の進捗状況や結果、トラブルが無かったかなどを上司や同僚、社内外で関係する人物に伝えること
連絡
業務に関する情報や発生した事項、遂行する内容を社内で関係する人物に伝えること
相談
業務をする上で迷ったことや困ったことについて周囲にアドバイスや意見を聞くこと、問題解決に向けて話し合うこと
報連相の重要性
報連相が不足することで職員全体での情報の共有が出来なくなることがあります。
このような状況下では的確なケアをすることが困難になり、トラブルが多くなったり利用者の状態が悪化してしまう可能性があります。
普段から報連相をしっかりと行うことで職員間でのトラブルの軽減にもつながり、仕事の効率が上がりより良いケアを提供できるようになります。
報連相を行う上でのポイント
報告
- 先に結論を述べる
- 報告のタイミングを知る
- 事実と意見は区別する
連絡
- 必要な情報を必要な人に漏れなく連絡する
- 連絡手段を使い分ける
- 重要事項は伝わったかどうか確認する
相談
- 1人で悩まず相談する
- 相談したいことを明確にする
- 仕事の指示を出した人に相談する
まとめ
今回は報連相の重要性とポイントを紹介しました。
トラブルの軽減やスムーズな情報共有を行うためにもしっかり理解することが重要です。
今回紹介したことを参考にみなさんも実践していって下さい。