介護の現場で働いている人はレクリエーションをする機会も多くあると思いますが、しっかり目的を持って取り組んでいますか?
レクリエーションの目的
1.快・楽の活動
心地よい気分や快の気分、楽しい気分を体験することを目的とした活動のことを指します。
例:音楽鑑賞、囲碁、将棋、園芸などの趣味活動、スポーツ活動など
2.快・楽化の活動
一般的な生活活動をより楽しいもの、心地よいものにする活動、工夫のことを指します。
例:お風呂に入浴剤を使用する、
通常の食事+季節の行事食にするなど
3.治療的手段
心身機能や活動能力の維持・改善を目的とした活動です。
例:風船バレー、合唱など
4.ケアの手段
介護上の問題・課題を解消するための活動です。
例:お墓参りに行く
入浴拒否のある方と一緒に歌を歌って気分よくお風呂に入るなど
5.その他
調理や洗濯、掃除をしてもらったり、テレビを見たり
特に理由もなくボーっとしたりする活動など
最後に
上記にレクリエーションの目的を5つ挙げさせていただきました。
機能回復だけを目的とするのではなく上記のことを参考に、高齢者や障がい者などの良好な精神状態の維持、楽しさや爽快感の獲得、ストレス解消なども目的に行うのもいいのではないでしょうか。