介護現場で身だしなみを整えることは
・利用者に不快な思いをさせない
・安全にケアを行う
などの目的があります。
ここでは部位別に基本的な身だしなみについてを書いていきますが、
所属する施設や事業所での基準がある場合はそれに従ってくださいね。
顔
- 歯磨きなどで口臭に気を付ける
- 体臭に気を配る(匂いのきつい香水や柔軟剤は使わない)
- 化粧は控えめに(顔が明るくはっきり見えるとよい)
- 髭の剃り残しや鼻毛に注意する
服装
- 体に合ったサイズの服を着用する
- 汚れやほころび、ひどい染みやシワのないものを着用する
- ボタンやファスナーは閉める
- 服から見える下着は着用しない
- ズボンのベルトの金具などに注意する
手・爪
- 手洗いを励行し、爪は短く切る
- 深爪や指先のけがに注意する
- 華美な装飾のマニキュア、ネイルなどしない
アクセサリー
- 結婚指輪以外の装飾品は支援時に外す
- 指輪でも相手を傷つける恐れのあるものは支援時に外す
靴
- 清潔で動きやすい靴を履く
- 靴のかかとを踏まない
最後に
基本的な身だしなみについて書いてきましたが、
最低限これらができていれば利用者に与える印象もよくなってきます。
また、利用者や自分自身の事故やケガを防ぐためにもきちんと身だしなみを整えて支援していって下さいね。