こんにちはトイです。
みなさんは普段から正しい敬語使えていますか?
このような基本的な事って働き始めてから
学ぶ機会ってすごく少ないですよね。
現に私も社会人になって勉強した機会は1度しかありません。
私の職場でもやはり利用者や家族に対して
タメ口で話す職員もいるほどあまり浸透していないように感じます。
では敬語ってどのようなものがあるの?と思いますよね。
ここから説明していきます。
敬語の種類
- 尊敬語
- 謙譲語
- 丁寧語
- 丁重語
- 美化語
この5種類に分けることができます。
では1つずつ見ていきましょう。
尊敬語
利用者さんやそのご家族などの動作には尊敬語を使います。
「言う」→「おっしゃる」
「聴く」→「お聴きになる」
このように言葉自体が変わるものや「お(ご)~になる」などを付け足すものがあります。
例:「お食事は召し上がりましたか」
「ご見学の〇〇様がいらっしゃいました」
「そちらのイスにお掛けください」
謙譲語
自分が利用者さんに向かって行う行為や物事などについては謙譲語を使います。
「行く」→「伺う」
「待つ」→「お待ちする」
これも言葉自体が変わるものや「お(ご)~にする」などを付け足すものがあります。
例:「お部屋に伺います」
「多目的室までご案内いたします」
丁寧語
語末に使われる「です」「ます」「ございます」などを指します。
例:「食堂は左を曲がった奥にございます」
「よろしくお願いいたします」
丁重語
自分の行為や物事などを丁重に述べるもので、
丁寧語(です、ます、ございます)を一緒に使います。
例:「席におりますので、声をおかけください」
「今、担当者が参ります」
美化語
名詞の言葉を変えるものや、「お」「ご」を付け足すものがあります。
例:腹→お腹
便所→お手洗い
敬語にはどのようなものがあるかわかりましたか?
次に敬語習得の為の3ステップを紹介します。
- 気持ちのよいあいさつと態度を身に付ける
- 丁重語、丁寧語、美化語を使う
- 尊敬語、謙譲語を使う
1.気持ちの良いあいさつと態度を身に付ける
「はい」「わかりました」「ありがとうございます」
相手の目を見る、両手で手渡すなど敬意を態度で表しましょう
2.丁重語、丁寧語、美化語を使う
あいさつや態度に加えて、丁寧語を使いましょう。
語尾を「です」「ます」にするだけでも印象は良くなりますよ!
3.尊敬語、謙譲語を使う
まずは、基本的な言葉の言い回しを覚えて使うことが大切です。
敬語の上手な先輩を真似るのも上達のコツですよ。
敬語を使い慣れないうちは違和感を覚えることもあると思います。
基本的な敬語を習得し、相手に与える印象もよくなれば相手との信頼関係を築いたり、相手を気持ちよくさせたりすることができるのです。
また、介護を行う現場では人生の大先輩である高齢者と接することも多いので、言葉の持つメッセージ効果を意識しながら敬語を使いこなせるようになりましょう!