今回はコミュニケーション技法の重要なポイントを挙げていきます。
以前の記事でコミュニケーションの3つの要素についても掲載していますので、まだ見ていない方はぜひそちらもご覧ください。
コミュニケーションは情報と感情のやり取りであり、一方通行では成り立ちません。伝え手と受け手が共通の情報を持つことで成立するものなので「伝え方」「聞き方」が重要になってきます。
伝え方のポイント
- 目的を明確に、内容を吟味して話す
- 結論を先に話し、次に経過や意見を順序立てて話す
- 事実とそれ以外を区別する
- 発音とスピードに注意する
- あいまいな言葉遣いや主語の省略は避ける
- 専門用語を駆使するのではなく、相手の理解度に合わせて話す
- 相手に確認しながら話す
- 重要なポイントは繰り返したりし強調する
聞き方のポイント
- 話を聞きながらうなずく、相槌を打つ
- 枝葉末節にとらわれず話の全体を理解する
- 途中で口を挟まず最後まで聞く
- 復唱したり確認しながら聞く
- 質問は最後にまとめてする
まとめ
伝え手は事実を正確に伝えるとともに相手に伝わったかどうかを随時確認する必要があります。また、相手の理解力に合った伝え方をすることも大切ですね。
受け手もただ漠然に聞くだけではなく、伝え手の意図を汲み取る必要があります。伝わっていることを相手に知らせるよううなずいたりするなど聞く姿勢が大切です。
また、わからない事があればそのままにせず質問することも心がけましょう。